【 遊び方 】 |
通常のゴルフと同じように、スタート地点からボールを、いかに少ない打数でカップに入れていくか を競います。 個人遊技ですので一人でも遊べますが、1組3〜4人で遊技するのが一般的で、 その際のルールは、通常のゴルフに準じます。 そして、公式のガーデンゴルフ競技は 18ホール・PAR 72 で行なわれます。 なお、競技規則 については 左フレーム 「ルール」 を ご覧下さい。 |
【 遊技方法や用具に関する基本的な考え方 】 |
ガーデンゴルフは、ビリヤードの球 を使って、4〜5才の子供からお年寄りや障害者までが 自然の地形のままの場所で行なうパターゴルフですので、無理やりボールを強打して遠くに 飛ばすことを想定しておりません。 従って、ゴルフクラブの素材や形状は、小型でシンプル(頭が生ゴム製のフローリング・ハンマーに長い木柄を付けただけ)であり、本人の技量は別として、老若男女の力の差が出にくいようにしてあります。 もっとも、ガーデンゴルフは誰もがプレイできるものの、そのボール(直径約 57ミリ)が通常のゴルフ・ボール(直径約 43ミリ)に比べて大きいにも拘わらず、カップが殆ど同じ大きさなので、うまくなる為には通常のゴルフ・パットに劣らず鍛錬が必要で、奥の深いスポーツ です。 また、ゴルフ・コースの状況を判断して、ゲームを進める戦略的な思考が極めて重要になります。 そして、ゴルフクラブのシャフトとして使える素材は、天然の木材 ( 竹、金属、プラスチック等は駄目 )に限定しており、むやみにゴルフクラブの性能を上げて、ボールを打ち易くすることは考えておりません。 また、公式の試合において、グリップを使用することは認めておりません。 その理由は、「金魚すくい」において、水に強い紙を張った枠の大きいポイ(金魚すくいの網)を使ったら興ざめになるのと同じく、ガーデンゴルフもクラブ性能を上げて、ボールを打ち易くしてしまえば面白さが半減するからです。 また、コースを作る際には、直線距離(5〜15mが適当)を長くしないこと が肝要です。 そして、コースの難易度は、障害物などをあえて置かなくとも、スタート位置をずらせば簡単に変えることが出来ます。 |
【 大会競技の方式 】 |
ガーデンゴルフも、通常のゴルフと同じく、いかに少ない打数でボールをカップに入れるかを
競うので、ストローク・プレー(打数の合計で優劣を決定)で、順位を決めることが出来ます。 しかし、ガーデンゴルフは通常のゴルフに比べて数百分の一以下の狭い場所で競技し、ボールも 地面の上を転がるだけなので、試合中に人々が歩き回るコース内、特にフェアウェイの状態が変わりやすく、コース内の石ころや小枝などの分散状況によって、 プレーヤーの打数が大きく影響されることが有ります。 すなわち、ガーデンゴルフでは、試合中にコース状態が変わって運・不運が出やすく(運も実力の内と言われれば、それまでだが・・・・) たった一度の試合の打数に基づいて順位を決めると、十分にプレーヤーの実力を反映していない成績結果となることが有ります。 よって、当協会が 18ホール・PAR 72 で開催する公式競技(スクラッチ競技で、真の実力を競う)では、ストローク・プレーで予選会を行なうものの、最終順位は予選会で上位に勝ち残った者 (例えば上位4名)による 決勝戦・マッチ・プレー(競技者が一対一で対決し、各ホールの勝ち負けを 集計) で決定します。 |